その浴室には窓ガラス(ブラインド付)も設置されてあり、
俺はそちらに向かい、換気のためにそれも少しだけ開け放った。
そのついでに電気を点け、浴室は再び明るさを取り戻した。
「やだー。恥ずかしいよーw」
「ウヒヒ…」
マドカ嬢はその言葉ほどは嫌がってなくて、割と平気そうだった。
俺はマットの上に再び仰向けに寝転んではみたが、
俺の下腹部に顔を埋めようとしたマドカ嬢には、待ったをかけた。
「マドカちゃん、やっぱ素股がいいです…」
「んー?」
フェラよりも素股のほうが本番への進展が期待できそう、っていう単純な理由だった。
その見え見えの魂胆は、マドカ嬢にもすぐ伝わってしまう。
「ヒロシさん…素股でおちんちん入っちゃうの期待してるんでしょー♪」
「…。」
無邪気な笑顔と、大胆な発言の、そのギャップに鼓動が高鳴った。
全裸の女が、全裸の男に跨り、笑った。
文章にすればただこれだけの所作が、実際はとんでもなくエロかった。
けっこう長時間、浴室に居た気がする。
浴槽に浸かった時間こそ短いが、熱気ムンムンのその空間で、俺たちは汗まみれだった。
マドカ嬢のほうが明らかに運動量が多く、彼女の額には所々玉のような汗が浮かんでた。
バッチリ決めた化粧も台無しだったけど、彼女はそんなこと気にしてないみたいだった。
ラブホで、汗だくの、全裸の男女。
文章にすればただこれだけの光景が、実際はとんでもなくエロ…(ry
マドカ嬢に素股でチンポ擦られたり、
俺がツンツンしたりしながら、
とうとう俺はそのセリフを口にしたんだ。
「マドカちゃん、お願いだから本番させてくださいっ!!!」
不思議と照れはなく、堂々と、そして元気な感じで俺は言ってみた。
マドカ嬢もちょっと面食らった感じで笑ってた。
土下座で懇願するのも面白いかもなぁと思ってて、
マドカ嬢がそれにどう対処するのかちょっと見てみたいとも思ったけど、やめた。
絶対に断られるのはわかってたんだ。
「ダメですよぉ…」
「さっき払ったお金とは別に、追加で払います…」
カッコいいセリフとか、口説き落とすためのキザなセリフとか、そんなの必要なかったんだ。
心理的な駆け引きとか、そういうのも不要。
もしかすると、ルックスとか、外見的な魅力も無用なのかもしれない。
金だ。マドカ嬢を本番に持ち込むには、金を払えばいいのだ。
自分の彼女をこんな言い方するのはアレだが、金次第でヤレる女なのだ…。
一応訂正して、金次第でヤレ「た」女なのだ、と過去形にしておこう…と思う…orz
俺としては、マドカが金を稼ぐためとは言え、「誰とでもヤってた」というのは辛い。
ただし「極少数の限られた相手とだけヤってた」というのも、これまた辛いのです。
「その時の行為は特別であったことになる」
まさに、コレです。
例えば、本番は「偽ヒロシとしかやってません」と言われてしまえば、
やった人数だけ考えれば「たった一人」なのでなんとなく許したくなります。
が、しかし、数多くの客の中でなぜ「偽ヒロシだけ」とはヤってたの?
って思ってしまうのです。
何か特別な感情を抱いてしまう相手だったのではないのかと、そう勘ぐってしまいますよね…。
「たった一人」じゃないとしても、その数が少なければ少ないほど、ソイツらが気になってしまう。
だからと言って、じゃあ「金払いのいい客なら誰とでもヤってた」ってほうがいいのかというと、
それはそれで、マドカの経験人数を想像したりするのが怖くなってしまいます。
ただでさえヤリたくないことを、ヤリたくもない相手と、するのです。
その対価として、多額の収入を得るという、そういう図式です。
けれどもマドカも人間なのです。
金を貰ってもヤリたくない相手もいたはずです。
外見、清潔感、性格、生理的な嫌悪。
あるいはそれこそ「チンポでかすぎて(ヾノ・∀・`)ムリムリ」的な客もいたかもしれません。
そして、そのまた逆も然り。
「男女的な好ましい感情〜あったのではないかと考えるのが自然」
何回もリピートされて本番がするのが当たり前、みたいな感じになってた常連客とは、
それに近い感情や信頼関係が成立していたと思ってます。
だって人間だもの…。
金のためとは言え、少しは個人的な感情も絡むでしょう…。
実際のところ。本来NGにしていたはずの、
ローターや電マとか、大人のオモチャ系の使用をOKしていた常連客もいるわけです。
でもそれは恋愛とか、そんな男女の面倒な感情ではなく、
何度もリピートされるうちに気を許してしまったってのが一番しっくりくる答えだと思ってます。
言い方を変えると「馴れ合い」なのかなぁ…。
結論を言えば、マドカは誰が相手でもスケベな女なのです。
それを本人も自覚してるみたいだし、今となっては俺もそれを楽しめる体質です…。
そういう彼女を最終的に許せなければ、俺はこのスレを立ててないと思います。
心のどこかで納得できずに悶々としたものを抱えていても、
結局のところ、マドカのそういうところも引っ括めて俺好みな女だということかも知れません。
読んでくださった皆さんが、疑問に思ったり質問したくなるようなことは、
そのほとんどが俺自身も気にしたことであり、当然マドカ本人にも確認したりもしてます。
直接マドカに問い質す前に、ネットカフェに行って掲示板を見直して、再度情報収集をしてみたり…
俺的には結構コレが興奮したりするのですが。
(まぁ、知りたくもなかった事実が新たに書き込まれていて、今現在悶々としてたり…)
この夜、俺がマドカ嬢をどんなに上手に口説こうが、どんなに上手にイカせようが、
マドカ嬢がその気にさせられ本番に持ち込まれるようなことは絶対にないのだ。
このストーリーは最初から決まっていて、実は、俺も素股あたりから薄々気付いていた。
しかし、デリごっこの時間内に俺がマドカ嬢と本番できることも、
ある意味最初から決まっていたのだとも言える。ある条件を満たせばの話だけれど。
彼女はずっと待っていたのだ。俺が本番をするために別料金を提示するのを。
デリ嬢としてやってきたことをそのまま再現するのが、デリごっこの趣旨。
他の客が歩んだプロセスを、俺も同じように歩むことで、
本番へ辿り着けることは元々決まっていたのだ。
俺だけ特別扱いしないルール。
それは本番に関しても、当然適用されてたってことなんだ。
「お金の受け渡しもリアルにやるから。」
ラブホに到着する前に彼女が言ったセリフは、こうなることを予め想定してのものだったのだろう。
「えー別料金なんて、それこそダメですよぉ…」
「むぅ…」
さすがに「いいですよ♪」なんて即答は出来るはずもないだろう。
ある意味ここからが本当の勝負で、駆け引きが必要なのもここからなのかも知れない。
素股は一時中断で、マドカ嬢を上に乗っけたまま、しばらく会話が続く。
「でもマドカちゃんだってヤリたくなっちゃう男の気持ち…わかってるん…でしょ?」
「もちろんそれは…、それはわかりますけどぉ…ダメなものはダメですぅ…」
そんなやりとりを交わしながら、なかなか手強いと思い始める。
具体的な金額を提示したほうがいいのかな、と俺が思ったその時だった。
それまで困ったような表情をしていた彼女の表情が少しだけ緩んだ気がした。
「ちなみに、一応、お伺いしますけどぉ?w」
「は、はい…」
「ヒロシさんは私に、一体いくらのお値段をつけてくれるんですか?w」
「…。」
キタキタキタキタ。いかにも「交渉」って感じのやりとりに進展し、心臓がドックンと大きく高鳴った。
ヤリたくなる男の気持ちはわかる、と言われてしまった。
俺の質問に答える形で彼女自身はそれほど意識することなく放った言葉であり、
何気ない一言だったんだろうとも思う。別に特別な会話であったとも思わない。
でも、そのセリフに俺は、
(あぁマドカは変わってしまったんだなぁ…もう昔のマドカじゃないんだなぁ…)と、
痛感させられてしまうんだ。
大学時代のマドカは、雄♂の性欲とかスケベな感情とか、
ついつい女性の胸元をチラチラ見てしまうような男の習性にも無頓着で。
大学のキャンパス内でも無邪気にはしゃぎまわり、おっぱいを揺らしたりしてた。
特に夏場などは薄着なわけで、ブラとTシャツだけでは彼女の膨らみは隠しきれず、
男ども(俺も含む)の目の保養として、楽しませる毎日だった。
当時の彼女は、自分がとてもエロい身体つきをしていて、
それに俺たちのエロい視線が集まっていることなど気にしてない、
いやまるで気付いてすらいない感じだった。
そんなマドカが、男の「ヤリたい」という気持ちが解るというのだ。
それも、そのヤリたい対象として見られているのが自分自身だということを、十分承知の上で。
デリ嬢としていかに多くの男たちのエロい視線に晒されてきたのかを如実に物語っていると思った。
いや、男にそう見られることに対して、慣れ過ぎてしまっているのかもしれないとも考えた。
それを商売にしていたのだから、当然と言っちゃ当然だけど。
見られることで女性は美しくなるとは言うが、マドカにもそれは当てはまるかもしれない。
大学時代のマドカはどこか垢抜けなくて、その鈍臭い感じがイイ味を醸し出していたのだが、
社会人になったマドカは中身はともかく、外見はパッと見、洗練された大人の女性になってた。
彼女は見られることで、いやマドカの場合は見せなくてもいいとこまで全てを見られてしまい、
それに耐え抜くことで磨かれてしまったと言ったほうが正解かもしれない。
あるいは、男たちの欲望を目の当たりにするだけではなく、
それらを全て受け止め、逆に精気を吸収することで美しさを増した魔性の女のような…
そんな想像もしてしまった。
彼女のそういう変化に、俺は少しだけ戸惑っていたかもしれない。
しかし、変わってしまったのはマドカだけではなく、俺もまた変わってしまった。
大学時代、マドカの胸元をチラ見するような奴らに対し、
俺はなんとなくではあるがイラっとさせられていたように思う。
独占欲とか、支配欲ってやつかもしれない。
体の関係を持ちつつも、当時は恋人でもなんでもない俺がそんな風に思っていたのは滑稽にも思えるが、
今思えば、その頃の俺のほうがまだマトモだった気もする。
今じゃ正真正銘の恋人であるマドカが、デリ嬢して他の男とアレコレしてきたことを
根掘り葉掘り聞きまくって大興奮。
挙げ句の果てに、どんなことをしてきたのかを実際にやってもらって喜んでる始末。
自分でも「俺ヤベェかなぁ…」と危機感は抱きつつも、
でもデリごっこはマドカの発案だから俺は遠慮しなくていいはずだと、
どこかしら楽観的に構えている部分もあった。
そして…。
俺に乗ってたマドカ嬢が、俺の隣に寄り添う感じで横になる。
片手でチンポを握られつつ顔を覗きこまれ、少しだけ照れてしまった。
なんで俺はこんなにドキドキしてるのか。
そのドキドキは、本番交渉の緊張感をリアルに体感していた証拠だったと思う。
「答えるチャンスは1回だけですよ?」
「え…」
「ヒロシさん、真剣に考えて答えてくださいねー♪」
「…。」
心をギュッと鷲掴みにされる意味ありげなセリフだった。
「ちなみに」とか「一応」とか、マドカ嬢は値段だけは聞いておこうかな、
くらいのノリだったけど、「チャンス」という言葉も使った。
それは当然ながら、俺にとってのチャンスであり、
金額次第ではそのチャンスをモノにできる可能性があると、
俺にはそういうニュアンスで伝わってきた。
それから彼女は、その夜初めて、本気の手コキを披露する。
手コキなんてものは、チンポを握って上下に動かすだけ。
「シコシコ」なんて表現されるのが一般的だ。
ひょっとしたらちょっとマセた小中学生の女子でも、
既に経験済みの子もいるかもしれない非常にシンプルな行為。
男を悦ばせる技術としては、初歩の初歩であり、
それで客をイカせたりするデリ嬢は、掲示板で地雷嬢扱いされてたのも俺は目にしてた。
しかし、マドカ嬢のそれは、とんでもない快感を俺に与えた。
手首のスナップが効いていて、明らかに「シコシコ」じゃなかった。
例えるならそれは「ニュルリンニュルリン」であり、大人の女の手コキだった。
フェラやパイズリに負けず劣らずの、一級品のスゴ技に俺の意識は吹っ飛んだ。
それは紛れもなく脅迫…。
早く値段を決めないと、手コキでイカせちゃいますよ?
マドカ嬢の瞳が、俺にそう語りかけてた…。
本番の為に支払う別料金の相場を把握していなかったことを後悔。
ネットで調べた時に、マドカ嬢ではなく他の嬢のスレッドに、
それっぽい金額が書き込まれていた気もするが、
マドカはちょっと高めに設定していたとも言っていたような…。
しかも、真剣に考えて答えろ、と言ったくせにマドカ嬢は手コキで俺の集中力を乱す。
そんな頭が真っ白な状態で浮かんできたのは、「3万円」という金額だった…。
それは偽ヒロシがマドカ嬢に一晩預けた金額。
翌日アイツは、その金でマドカ嬢の初めての本番相手、
および、マドカの人生で2番目の男という座を射止めた。
偽ヒロシが3万円で、本物ヒロシがそれより高い金額を要求されたら納得いかない。
ちょっぴり死にたくなる…。
まぁ上限は3万円、ってことにして、問題は適正価格がいくらなのか、ってことだ。
ズババ…ッポン!ズババ…ッポン!ズババ…ッポン!
「ちょちょちょっとぉおおw マドカちゃん…マジやめて…」
「むふー♪」
彼女は手コキじゃ物足りないとでもいうのか、フェラで一気に抜きにきた。
それはシックスナイン中にも味わったけど、その時とは逆向きのせいか、
舌が裏スジに絡みまくって、腰が砕けるような快感に襲われた。
イタズラでもイジワルでもなく、マジでイカせる為の本気のフェラだった。
マドカ嬢とすれば、必ずしも本番しなくちゃいけないというわけでもなく、
本番前に客が暴発してしまうのなら、それはそれで問題ないのかもしれない。
本番云々の話も、無かったこととして次回持ち越し、またリピートも稼げる?
あるいは、本番に乗り気じゃない場合は、こうやって他の手段で終わらせた?
しかし、その手段が本番ではないとしても、
時間ギリギリまで客を何度でもきっちり射精させてあげていたのは
もはや疑いようのない事実、とにかくサービス精神旺盛だった…。
「い、いちまんえん…」
「ん?」
思わずその金額を口にしてた。
とにかくフェラをやめさせたい一心で苦肉の策。
もしも相場が5千円だとすれば、その倍なら、まずまずの金額なんじゃないかと思った。
しかも別料金は、誰にも内緒で渡す秘密の金であって、店側のピンハネなし。
財布の中に一万円札が1枚増えたりしたら、普通なら誰もが嬉しいはず。
しかし、相手は高給取りである。金銭感覚が一般人のそれとは違…。
「ヒロシさん、ファイナルアンサー?w」
「うっ…」
どっかのクイズ番組の司会者を真似たマドカ嬢に、再び俺の表情を覗き込まれる。
「や、やっぱり、に…にまんえん…」
「締切まであと10秒…9…8…」
ギャーどうしよう、どうしよう、どうし…ん?
確か、答えるチャンスは1回だけってさっき言われたような気もするが。
これは10秒以内なら、何回でも答えていいと、そういうことだろうか…?
しかもマドカ嬢のカウントダウンは、すごーくゆっくりで。
いや元々締切なんかなくて、俺は最初から彼女に弄ばれているのかも知れなかった。
「3万円で!」
いくらでも訂正は効きそうなので、試しに上限金額を言ってみた。
マドカ嬢が訝しげな表情を浮かべたあとに、優しくこう言ってくれた。
「ヒロシさんには最初に3万円払って頂いてるんですよぉ?」
「う、うん…」
「それなのにまた3万円も払うつもりなんですか?そんなにお金持ちなんですか?」
「…。」
それは俺のリアルな経済状況を把握しているマドカの言葉だったような気もする。
一晩で6万円の出費。ホテル代を含めればそれ以上の金額になる。
しかもその金の使い道は性欲処理である。
俺の金銭感覚からすれば、
(ヾノ・∀・`)ムリムリ
「じゃ、5千円」
「うふw そのお金で美味しいものでも食べて♪」
「じゃ、1万円?」
「ヒロシさんの趣味とか、そういうのに使ってくださいよぉ♪」
「じゃやっぱり、2万円?」
「そのお金で、また私を呼んでくれると嬉しいです♪」
もう一度3万円と言う気にはなれなくて、どさくさ紛れに聞いてみる。
「まさかとは思うけど…無料とか…?」
「………。」
マドカ嬢の表情が曇った。
しかし、それは無料でなんかヤラセねーよという意味で、一安心。
「ヒロシさんが私の立場なら、タダでエッチしたりします?」
「しません…」
「ですよねー♪」
「は、はい…」
「じゃ、2万円とか、3万円って言われたら?」
「ちょっと考えちゃいます…」
「ですよねー私もちょっと考えちゃう♪」
「え…じゃあ…おねが…」
「次、ヒロシさんが呼んでくれる時までに考えておきますねw」
そう言ってマドカ嬢は手コキをニュルリンニュルリンと再始動…。
もう本番交渉は終わりです、と一方的に打ち切られてしまった雰囲気が漂った…。
「ちょっとぉおおおおおw マドカちゃん、考える余地があるなら今考えて、今!www」
「今日です、今日! 今日じゃないともうダメ、我慢できない…お願いします><」
なんかよくわかんないけどジタバタ暴れてしまった。必死だった。
手が届きそうで届かない微妙な距離感のなか、絶対ヤれるはずだという妙な自信もあったけど。
すごく真剣な表情になったマドカ嬢に手を引っ張られ起こされる。
なんだか叱られるような、そんな悪寒がして、なんかミスったかなぁって心配してた。
彼女は対面座位の形で抱っこしてきて、チュッとクチビルを重ねてくれた。
軽い感じのキスがなんだかやけに久しぶりで、懐かしさすら感じた。
そう思ってしまうほどに、浴室に移動してきてからは、濃厚なプレイの連続だった。
元デリ嬢の彼女との風俗ごっこ 13/16
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