「マドカちゃん…そろそろアレです…」
「はい…」
ちょっと自分でも抑えが利かなくて、腰を振るスピードが上がってきた。
とても気持ちが良かった…。チンポが気持ちいいのはもちろんなんだけど、
マドカ嬢が俺の手をおっぱいに導いて、その上から手を重ねてくれた効果が凄かったんだ。
手のひらでおっぱいの柔らかさ、手の甲でマドカ嬢の手の温かさ、を感じてた。
それはエロいと優しいが融合された、エロ優しいという新たなジャンルを確立。
「マドカちゃん…このままではアレです…」
「いっぱい出してちょ♪」
「いや違うくて…w」
「ん?w」
「顔まで飛びそう…」
「わわわわ…」
「いや、まだ大丈夫だけどもw」
「ホッw」
マドカ嬢が上になるパイズリの時は感じなかったけど、このパイズリは顔射の予感である。
「顔射は有料オプションですか?」
「はい。でも私はNGですよ?ごめんなさい…」
いや、顔に発射しようなんて思っちゃいない。
顔射はNGだった、と再度マドカの口から言って欲しかっただけなんだ。
それにせっかく気合入れて化粧したのに、もったいないしね。
「でも…ワザとじゃないなら…お金は請求できないです…」
「え?」
なにこの、偶然を装って顔射してもいいよ、的な流れ…。
俺を見上げるマドカ嬢の不安そうな顔ったら…超たまんなかった。
その表情は本当に顔射されることを嫌がっているのか、
それとも、不安げな表情が男の征服欲を煽ると知り尽くした上での演出なのか…。
いや、そのどっちでもないことに…俺はすぐ気付いてしまった。
ワザとじゃないならお金を請求できないってのは、
過去にそういうことがあったということをそれとなく俺に伝えているのだ。
つまり、俺の顔射の予感は的中で、客の誰かにハプニング的に顔射されたことがあるのだ。
「顔に出したい?」マドカ嬢がヒソヒソ声で俺に問いかけてくる。
いや…ヒソヒソ声で聞いてきたってことは…マドカ嬢ではなくマドカだ…。
「いや、普通でいい」俺も一瞬だけ素に戻ってお断りした。
これで間違いない。客からの顔射も経験済みなのだ。
だからこそ、俺にも顔射してもいいよと言ってるようなもんだ。
不安そうな表情になってたのは「客に顔射されたことがある」ことを
俺に知られることが不安だったのだろう。それがたとえ、誤射だとしても。
しかしながら、俺もプライベートでマドカに何度か顔射はしたことがある。
ハプニング的なものではなく、きちっとマドカの同意を得ているのだから、
マドカ嬢に顔射した客に対する引け目も嫉妬もまったく感じなかった。
感じたのは、ただひたすら興奮。
俺以外の精液を顔に浴びたマドカと、それでもお金は要らないですって言ってしまうマドカを想像していた。
そして、先ほどの乱暴だった腰振りを超え、俺の激しさは最高潮に達した。
「あああ、マドカちゃ…あ!イっ…」
「はいっ!」
マドカ嬢のやけに元気のいい返事が聞こえた。
彼女は俺の股下に体を滑り込ませ、同時に上体を起こし、俺のチンポに向かってきた。
(あ、コイツ、顔射させるつもりなのか…!)って一瞬だけ思ってしまった。
が、次の瞬間には、亀頭が温かい感触に包まれる。
まさに射精寸前だった。
マドカ嬢は、そのタイミングを見抜く能力にも長けていた。
彼女はゆっくりと顔を前後させながら、射精中の俺をアシストしてくれた。
その左手は玉袋に添えられ、かすかにモミモミしていたのが、やけに印象に残っている。
この日2度目の射精も、口内発射になってしまった。
けれども1回目の口内射精と比べ、彼女は苦しそうな表情は見せなかった。
それどころか、その瞬間をまるで待ち望んでいたかのように、自ら受け止めにきてくれた…。
そして、特別大きなちゅっポン!という音を響かせたあと、彼女は静かにまた横たわった。
射精中も射精後も、心臓の音がバックンバックン聞こえてた。
1度目よりも2度目の方が、明らかに俺を興奮させる口内射精だったんだ。
ちょっぴり俺がもう一度見てみたいと思っていた、
マドカ嬢の苦しそうな表情を見ることは叶わなかったけど、
それ以上にとんでもないモノを見てしまった気がした。
客がマドカ嬢のフェラで果てるとき、
彼女のおっぱいに精液をかけたがる場合がある、っていうのは彼女から聞いて知っていた。
でも今のは…。それとは全く逆のパターンだった…。パイズリからの口内射精…。
しかも、俺が頼んでもいないのに、マドカ嬢のほうから口の中に迎え入れてくれた。
口内射精って、フェラだからこそ許されるって、そう思い込んでいた俺には衝撃的だった。
本当はそんなことされたくないのだけど、仕事だからしかたないと諦めて、
すごく嫌々ながらも口の中に発射されているもんだと思っていたのに。マドカ…。
俺だから特別だったのだろうか…。
特別扱いするなよ、と何度も言ってはいたけど、 情に絆されてしまったのだろうか…。
もちろん、パイズリ中の客が口内射精を望めば、マドカ嬢はそれを承諾していたとは思う。
仕事だと割り切っていた彼女にとって、それはごく自然なことで、快く応じたことだろう。
ただし、その光景は、マドカ嬢が口を開けて、客がそこに射精するという、
あくまでマドカ嬢は受け身であり、口内射精されちゃいましたっていう立場じゃないといけないのだ。
あんな風に積極的にチンポを咥えにいくのは…ダメなんです!エロ優しすぎると思うんです!
俺は超興奮してしまった。
自ら望んでお口で精液を受け止めにきたマドカ嬢を見て、
絶望と、それを上回る興奮を感じ、1度目よりもむしろ2度目のほうが精液の量も多かったと思う。
絶対に苦しそうな表情をするかと思ってたのに、むしろ彼女は御満悦な様子だった。
そして俺も…。
そのことに関して、俺はマドカに特に何も言わなかった。
その頃には、他の客への嫉妬という感情よりも、エロ過ぎるマドカへの驚きが先行してた。
日常生活においてとても恥ずかしがり屋のマドカが、
マドカ嬢を演じることで、こんなにも大胆な姿へと変貌を遂げてしまうことが、とても新鮮だった気もする。
いや、決して演じているのではないのかも。
マドカの中に、もうひとつの人格が備わっているのかと、そんなことも考えた。
その人格こそがマドカ嬢であり、デリ嬢時代は彼女がマドカの内側を支配していたのかも知れない。
そんな妄想を楽しみ、色々な思いが頭の中を駆け巡って、俺はちょっと呆けていた。
慌ててティッシュを数枚掴み取って、マドカ嬢も起こしてあげた。
フェラで射精したときに手渡したティッシュが最初に俺のチンポを拭き取ることに使われてしまったので、
今回は俺の手でマドカ嬢の口元にティッシュを広げた。
ってゆうか、マドカ嬢が精液を吐き出すのを見たかった。
明らかに1度目は、俺に見せないように精液を吐き出していたから。
それはとてもマドカっぽい選択だったけど、俺が見たいのはマドカ嬢であり、彼女ならきっと…。
マドカ嬢がティッシュの位置を確認し、そして俺の目を見つめてくれた。
その口元から、泡立った白濁液が、だらしなく垂れ落ちた。
それは吐き出したというよりも、たっぷりと口内に溜まっていたものが、
口の中から溢れ出してしまい、クチビルからぶら下がった…って感じ。
たった今俺が、目の前にいる女の口を犯したんだっていう、残酷な満足感が芽生えた。
俺が望んだことを、いや、客が望んだことを瞬時に察知、理解し、
望んだこと以上のパフォーマンスで応えたマドカ嬢。
そのデリ嬢としての実力は、もはや疑いようもないし、流石としか言いようがない。
俺はマドカ嬢の口の中に大量の精液が溜まっていたのをきちんと目視できて大満足。
これ以上は可哀相なので、すぐにでもうがいさせてあげたい気持ちでいっぱいに。
「マドカちゃん…ペッて吐き出していいから。んで、うがいに行こ?」
「……。」
俺が口元に差し出したティッシュに、彼女は少しずつ精液を吐き出しながら、
やがて自分の手でティッシュを受け取った。俺もそのタイミングで手を離す。
彼女はティッシュを丸めてポイしたあとに、俺に対面座位の格好で抱っこしてきた。
「ヒロシさん、チューしましょー♪」
「え…いや…だ…」
すっごい満面の笑み。
クチビルを尖らせて「んー?んー?」ってキスをせがまれる。
120%の確率で、マドカ嬢の口の中は精液まみれ。
彼女は明らかにワザと全部を出し切っていないのだ。
そして、俺がそれを見抜いていると承知の上で、キスを求めてきた。
彼女の両腕、両足が俺の背中と腰に絡みつく。おっぱいがムギュっと潰れてた。
唾液と精液にまみれた俺のチンポが、Tバックの薄い布1枚挟んで、
おそらく愛液まみれの彼女のマンコと触れ合った。
この日最も最短距離まで近付いた。
「早くぅw」
「や、やだ…w」
彼女の半開きのクチビルを何度も回避したけど、勢いに負け押し倒され、捕まってしまった。
途端に舌をねじ込まれて、口の中に独特の臭気と苦味が広がった…。
嫌がる人は嫌がるかもしれない。
でも俺は嫌がるフリはしてたけど、完全拒否する気は毛頭もなく、
早くクチビル奪ってくれよって思ったりしてたんだ。
この時の俺たちは、明らかにラブラブモードで、嬢と客の一線を踏み越え、
それは完全に恋人同士がイチャイチャしてる感じだった。
チンポとマンコのその距離が、そのまま2人の心の距離を表していたと思う。
性器同士が接触していることなどお構いなしで、それには全く怯むことなく、
マドカ嬢は俺のことを「ヒロシさん」と呼び続け、俺も彼女を「マドカちゃん」と呼んでいた。
違和感がないことが逆に違和感だった。
やっていることは恋人同士のソレなのに、なぜか呼び名は変わらない。
それが意味するのはひとつしかなく、
マドカ嬢がいつもこうやって客とまるで恋人同士のように甘い時間を過ごしていた、ということだ。
射精直後は、ふと我に返ったり、冷めてしまったり、あるいは虚しさに襲われたり。
いわゆる賢者タイムが待っているはずのその時間帯が、とても充実してた。
「甘いでしょ?」
「はい?」
彼女はしきりに俺の精液が甘いって言ってた。
そして、何度も何度も濃厚なキスを重ねてくる。
口の中の苦味やしょっぱさが消えた頃、俺はマドカ嬢の背中に手を回し、腕の中に収めた。
おそらく1時間は経過していたのだろうけど、その日初めてマドカ嬢を抱き締めたことに気付いた。
そして、上下をクルッと入れ替え、俺がマドカ嬢に覆い被さる形になった。
今までずっと奪われっ放しだったクチビルを俺が逆に奪い、
首筋に舌を這わせ、鎖骨あたりに吸い付いてキスマークを作った。
コイツは俺のものだってマーキング。
マドカ嬢の体はある意味、商品なので、キスマークをつけるなど本来は御法度なのかもしれない。
「おっぱいにもキスマークつけてぇ…」
「…。」
でも彼女は、赤くなった肌を見てうっとりしていて、おっぱいにもそれを求めてきた。
乳首をペロッとひと舐めしたあとに、その横あたりにしゃぶりついて赤くなるまで吸いまくった。
俺がおっぱいから唇を離すと、吸いすぎたせいかキスマークというよりも、
充血してしまった小さなアザみたいなものが出来ていた。失敗…。
「ごめんマドカちゃん…濃すぎたかも…」
「ん?」
目を瞑ってちょっとだけ身を固くしていた彼女がそれを覗き込む。
「あー。こっちから見るとハートマークみたい♪ ヒロシさん上手ぅw」
なんだかとても照れてしまった。ガキじゃあるまいしキスマークくらいで…。
「今日ヒロシさんと出逢えた記念ってことで…」
「(;゚д゚)ゴクリ…」
そのセリフはアドリブなの?客にキスマークをせがんだり、
その後に、今のセリフを言うのは、本当に今日が初めてなの?
今は消えてしまったのだろうけど、かつてマドカ嬢の体のあちこちに
客との出逢いの記念が刻まれていたのではないかと、ドキドキしてた。
「マドカちゃん、他のお客さんに怒られたりしないの?」
「うーん…」
ワザとらしくそんな質問をしてみた、マドカ嬢が遠い目をして考え込んでいたので、
実際にキスマークを付けられたことがあったのは間違いなさそう。
顔射といい、キスマークといい、ノートからは読み取れるはずもない新事実が次々と明らかになってくる。
そして、俺の知らないことがまだまだありそうな予感もする。
しかしながら、客の男たちは、お金を払って、限られた時間ではあるが、
マドカ嬢を独占するつもりで呼ぶのだ。
その体に、他の男の痕跡などがあれば、気にしちゃう客もいると思うのだが。
俺ならマドカ嬢の体に明らかなキスマークなど発見したら、ちょっと不快かもしれない。
そして、そんな男の心情を、マドカ嬢が察知できないわけがないとも思った。
「蚊に食べられた!って言うからだいじょうぶーw」
「…w」
マドカ嬢は子供みたいな笑顔でそう答えた。
ああ、そうか、実際にそう言い訳してたのか…。
蚊に刺された、ではなく、蚊に食べられた、って表現はまさに素のマドカだ。アホっぽくて。
それに、その無邪気すぎる笑顔はとてもズルいと思った。
そんな表情されたら、何も言えなくなって、許すしかなくなってしまう。
俺も。
きっと客も。
そして許す代わりに、客は俺だってマドカちゃんにいっぱいエロいことしてやるぜ!
と、そういう風に思ったに違いないし、実際に色々と過激なことを要求したのかもしれない。
キスマークを付けたり付けられたりというのは、マドカが思いつきそうなことだし、
こんな風に客とイチャイチャしてたんだなぁ、ってリアルに伝わってきた。
客と恋人みたいにイチャつかれるのは、基本プレイの数々よりもダメージがデカい気がした。
「アン…ヒロシさん…そこはダメですぅ…ンンッ…」
「ん?」
俺が再びマドカ嬢の首筋あたりに舌を這わせた時の彼女の言葉だ。
マドカ嬢が言うには、服を着た時に隠せる場所にしかキスマークはダメ、らしい。
ただし、その表情は極めて扇情的で、彼女はしっかり断ってるつもりでも、
逆に客を調子づかせる結果を招くことも多々あったのではないかと思わせた。
嫌よ嫌よも好きのうち、っていう馬鹿げた言葉もあるが、
まさにマドカ嬢のイヤとかダメとかはその類のもので、俺をとても不安にさせる。
性格的にデリ嬢に向いてるのでは?とも思ったが、
その一方で絶対にデリ嬢をしてはいけないコではないのかとも思った。
何をしても許してくれそう…
マドカ嬢はそんな雰囲気も身に纏っていた。
偶発的な顔射ってやつも、あるいは客が事故を装った
計算されたものだったのではなかったのかと疑いたくなる。
「そのお客さんはいっつも顔射になっちゃうんだ」とか、
細部を突き詰めたら、マドカがのほほんとそんなことを言いそうな気がして怖かった。
マドカ嬢の体が熱くなっていることに気付いた。
乾き始めていたはずの胸の谷間が、少し汗ばんでいるようにも感じられる。
そう言う俺の体もパイズリで射精して以降もずっと熱いままだった。
特に下腹部のそれは、射精後も萎えることなく勃起し続けているのか、かなりの熱を帯びていた。
マドカ嬢のパンツに手をかけると、彼女は素直に腰を持ち上げた。
脱がせやすいように配慮してくれたその動作は、とても従順で、俺に何かを予感させる。
滅多に見れないTバックなので、脱がせ切るのは惜しんで、片側の膝あたりに引っ掛けておいた。
そうして、マドカ嬢のアソコに指を這わせ、トロットロになっているのを確認してから、
俺はマドカ嬢の脚を割って腰を滑り込ませていった。
いつ正常位になってもおかしくない状態で、舌を再び絡め合い、とうとう性器同士がくっついた。
俺は裏筋を往復させて、マドカ嬢の一番敏感な部分であるクリを何度も刺激した。
我ながらいやらしい腰使いで、そのリズムに合わせて、マドカ嬢が「ンーンー」言ってた。
「ンー…オフロ…」
「シャワー…ンアッ…アン!」
なんて、マドカ嬢がうわ言みたいに、途切れ途切れでそんなことを口にしてた。
触れ合う胸元が、ローションその他と汗でヌルヌルになってきてたこともあり、
特別な行為のその前に、もう一度シャワーを浴びましょうよ的な、
そんな提案をされているのかなとも考えたけど、俺はその言葉を無視し続けた。
いつもの俺とマドカなら、言葉は悪いけど、愛撫もそこそこに、合体完了してもおかしくない。
マドカはそうすることを許してくれたし、俺は前戯よりも後戯に重きを置くことで、
彼女を満足させてる自信があったし。
でもその時は、彼女を焦らしたくて堪んなかった。
欲を言えば「ヒロシさん入れて…」とか「ちょうだい…」とかそんな言葉を期待してたかもしれない。
亀頭がマドカ嬢の膣口周辺をウロチョロし始めても、それでも彼女は動じなかった。
吐息を漏らしながらも、彼女のほうから積極的にディープキスを求めてくる。
ただ、俺のチンポがある一定の角度になると、舌を絡めるのを止め、
挿入されないように上手に腰をくねって回避してた。
そのときの表情と仕草もたまんなかった。
いつも俺のタイミングで、言うなれば自分勝手にマドカに挿入してきた俺にとって、
マドカ嬢に挿入を拒否されるのは実に新鮮で、とても興奮してたと思う。
俺はその入っちゃいそうな角度を何度も追い求め、その度にマドカ嬢は腰をくねってた。
今考えるとすげー嫌な客だったと思う。
そして、とうとう「ダメでしょ…」ってマドカ嬢からチンポを掴まれた。
でもそれは、イタズラした子供を、母親または先生が軽く咎めた程度のもので、
やっぱり怒られた気もしなかったし、本当にダメなのか判断に迷うものだった。
「なにか忘れてませんか?」
「…コンドーム!」
俺はマドカ嬢の質問に、自信たっぷりでそう答えたのだけど、間髪入れずにマドカ嬢が爆笑してた。
鼻水が噴き出しそうな勢いで「ぶっwww」って。
「本番しないから、それは忘れてもいいでーすw」
「ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!」
そしてマドカ嬢が起き上がる。
いや、俺を押し退けるように強引に起き上がったので、マドカに戻ったってことなんだろう。
「マットプレイは?ヒロシは鈍感だなぁ。忘れっぽいし」
「あ…」
「それに、ちんちん入れようとしすぎ…」
「うっ…」
「せっかくリピーターになって欲しいお客さんだったのにー」
「………。」
「ぶっちゃけ、今のでNG客に登録する可能性アリだぞ…」
「がはっ…」
ガツンと一発殴られて、夢から覚めた気がした。
従順で、エロい女を演じながらも、きっちり見てるところは見てるのだ。
マドカ嬢は客を満足させるのも仕事だが、自分に必要な客かどうかを見極めるのも彼女の重要な仕事なのだ。
「まぁ、そんな強引な感じじゃなかったから許すけどぉ?」
「スイマセン…」
「ヒロシっぽいといえばヒロシっぽいし。すごーく優しかったし」
「アリガトウゴザイマス…」
「でもデリごっこだから。言ってることわかるよね?」
「ハイ…」
考えてみれば本番交渉すらしてない。そもそも交渉の結果、ダメな場合もあるのだ。
ってゆうか、交渉そのものが勝負ではなく、交渉に至るまでの過程で合否はほぼ決しているのか…?
そう考えると、
強引なフェラやパイズリをしたり、勝手にチンポ入れようとしてた俺など、
本番するかどうかを見極めるその対象から外れてるのではなかろうか…?
既にこの時点で予選落ちだったとしても、何一つ文句は言えないような惨めな気持ちにもなってきた。
確かに彼女の言うとおり、俺は強引にチンポをねじ込もうとしてたわけじゃない。
ちょっとイタズラしてみたというか、甘えてみたというか、雰囲気は悪くなかった気もする。
すごーく優しかった、という言葉を引き出したし、心象の悪い客ではなかったのではなかろうか。
それでもあれがNG客として登録されるなら、マドカ嬢の採点はとてもシビアだということだ。
ちょっとマドカ嬢を甘く見すぎていたかも知れない。
そう簡単にはヤらせないって判明して、本来であれば安心すべきところなのに、
俺はちょっと納得できずに、なんだか焦ってきてた。
マドカ嬢が「入れて」とか「ちょうだい」なんて言うんじゃないかと
妄想してた さっきまでの自分がとても恥ずかしかった。
自信たっぷりにコンドーム!と答えてしまった自分を消去してしまいたかった。
引き攣った顔で「マットプレイ頼む、俺トイレ行くから」と言い残してその場を去り、
背後から失笑とともに「んじゃ、準備しておくねw」とマドカの返事が聞こえた。
そして、そのヤリトリが、素の俺たち2人の最後の会話となった。
元デリ嬢の彼女との風俗ごっこ 7/16
体験談
コメント