浩二「よっ、お疲れさん。待たしちゃって悪かったな。』
お泊まりから3週間後、私はいつもの居酒屋で浩二さんと会っていた。
私 「すみません、忙しい時に呼び出してしまって。」
浩二「いやこっちこそなかなか時間作れなくてすまん。だいぶ時間開いちゃったな。」
私 「こないだはありがとうございました。」
浩二「いやいや結局俺はあまり役に立たなかったけどな笑。やっぱりああいうのは女同士が1番いいんだ。でもお前、大丈夫か?ああいう結果だったわけだし。」
私 「…ショックでしたけど聞けてよかったです。すごく麻琴が大事に思えて…。前に浩二さんが言ってた意味がよく分かりました。」
浩二「そうか、ならよかった。余計な事しちゃったかなって思ってたんだよ。俺も結子も。」
私 「すみません、心配してもらって。ホントに大丈夫です。」
浩二「じゃあ毎晩麻琴ちゃん抱いちゃってるわけだ笑。」
私 「まあそんな感じです笑。」
浩二「お前もこっちの世界に入ったってことだな?」
私 「いやまだそんなとこまでは行ってないと思いますけど…。」
浩二「こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど結子が「あの子は素質ある」って言ってたんだよ。」
私 「素質…ですか?」
浩二「うちに来て結子と二人で話してる時あったろ?あの時すごい雌の匂いがしたって。かなり濡れてたんじゃないかって言うんだ。もちろん確認したわけじゃないけど、女同士分かるみたいだな、そういうの。」
私 「そ、そうなんですか…。」
浩二「前にも言ったと思うけどやっぱりうちのと似てるんじゃないか?」
私 「誰とでも寝れるってことですか?」
浩二「いやそうじゃない。まあどう説明していいか…。難しいな。それに結子だって誰とでもってわけじゃないぞ。」
私 「あっ!すみません、そんなつもりじゃ…。」
浩二「まあいいよ笑。おまえも気を悪くしたならすまん。でもな、もしお前がその気なら手を貸すぞ。」
私 「手を貸すって…?」
浩二「本当はまだモヤモヤしてるんじゃないのか?結局麻琴ちゃんが浮気してたって分かっただけだろ?」
さすが核心を付いてくる。そうなのだ。本当は妻が浮気をしている現場をこの目で見てみたかった。ボイスレコーダーを聞いた時は妻の知らない裏の部分を知れたつもりになっていたけど、私はもっと色々知りたくなっていた。
私 「どうすればいいですか?」
浩二「手っ取り早いのはスワッピングだろうな。でもそれにはお前が麻琴ちゃんを説得しないと駄目だけど。」
私 「それはちょっと…。それに私の前だと素の姿を見せてくれないような気がするんです。」
浩二「なるほどなぁ。それはあるかもしれないな。それじゃ俺たち夫婦に任せてみるか?結子なら浮気話も聞きだしたしうまくやれるかもしれないぞ?」
任せるということは浩二さんと妻が寝ることになるってことだろう。それには少し抵抗はあるが全く見知らぬ男と妻が…っていうのあまりにハードルが高すぎて成功する可能性はほぼない。この夫婦なら安全に任せられるのかもしれない。一か八か、浩二さん夫妻にお願いすることになった。
実はあのお泊まりがあってからすっかり結子さんと妻は意気投合してたまに料理を習いにお邪魔させてもらっている。週2回程度習ってる割にあまり料理の腕は上達していないようだが呼び出すのは簡単で計画も進みやすい。
浩二さんに妻のことを頼んでからも妻はちょくちょく家にお邪魔しているがなかなか進展がないようだ。さすがに妻も元上司といきなり寝たりはしないだろうからここは浩二さん夫婦を信頼してじっくり待つしかない。なかなか進展がない中、浩二さんが今度は夫婦で泊まりに来ないか?と提案があって週末家にお邪魔することになった。きっと浩二さんなりに考えがあるのだろう。
結子さんと妻が作ってくれた夕飯とお酒を頂きながら私は初めて妻がこの家に来た時のことを思い出した。妻も私もかなり緊張していてぎこちなかっただろう。今では妻は浩二さん夫婦の妹のような雰囲気で馴染んでいる。
(もう寝盗らせるなんてやめようかな…。)そう思い始めている自分がいた。
(う゛~ん…麻琴……!!っ!はぁ夢か…。)
悪い夢を見ていた。びっくりして飛び起きるとどうやらソファで眠ってしまっていたようだ。誰かが布団を掛けてくれていた。
(やべっ寝ちゃったのか?今何時だろう…?)
目を開けるとリビングには誰もいない。時計は深夜1時を過ぎたくらいだった。
(あれ?みんな寝ちゃったのか?麻琴はどこだろう…。)
その時ガチャっとリビングに結子さんが入ってきた。結子さんは髪を下ろし薄手のワンピースに着替えていて妙にエロかった。
結子「あら、起こしちゃった?」
私「すみません、寝ちゃったみたいで。麻琴ももう寝たんですか?」
結子「麻琴ちゃん?2階にいるよ。見に行く?」
そう言って私の手を引いた。リビングを出て階段を登る。心臓が張り裂けそうなくらいバクバクしている。何が起きているのか想像ができたからだ。
階段を登り終えた辺りで
「あんっ」
微かに声が聞こえた。寝室のドアの前までくると声はもうはっきりと聞こえていた。
「やんっ あっ あっ あたってるぅ 」
我慢できずドアノブに手を掛けなるべく音が出ないように少し開けるとドアの隙間から全裸の男女が交わっているのが見えた。
「ああっ やばい あっあっ あっ…」
「麻琴、気持ちいいか?」
「はい、あっ あっ あんっ」
「ほら、ちゃんと言ってみろ。」
「はい…、き、きもちいいです! あっだめっ」
「麻琴、誰の何がきもちいいんだっ?」
「あんっ 浩二さんの あっあっ! おちんちん ああっ! きもちいい っ です あんっ やっ」
「よし今日も逝かせてやるからな」
「はいっ いかせてほし アッ ほしい…あっ ああ〜」
私はそっとドアを閉めて横で見ていた結子さんの手を引きリビングへ戻った。
朝、ソファの上。ひどい頭痛で目を覚ます。自分がどこにいるのか一瞬わからなかった。
(あれ?服を着てない…。)
(そうか…たしかここで結子さんと…。)
(やっぱり夢じゃなかったんだな…。)
2階で何か物音が聞こえ慌てて服を着る。降りて来たのは麻琴だった。
「おはよう」
そう笑顔でいうとソファに腰掛けてきた。
「昨日ここで寝ちゃったの?」
(そうか、見てたこと知らないんだ。)
私は覗き見していたことに気がついていないことよりも結子さんとセックスした事がバレてないことにほっとしていた。
私「うん、気がついたら寝ちゃってたみたいなんだ。麻琴はどこで寝てた?」
妻「私は2階でさっきまでいっぱい寝てたよ。」
(そうか…あの後は寝たんだな。結子さんとの事がバレなくてよかった…。)
そんなやり取りをしていると浩二さんと結子さんも起きてきて朝食を用意してくれたけどほとんど喉を通らなかった。
あの日から浩二さんからメールの返信が来なくなっていた。
「なんかすまなかったな。」
帰り際に浩二さんがぼそっとそう言っていた。麻琴とセックスしてしまったことや結子さんと俺がしたこともたぶん知っていて後悔しているのだろう。だからしばらくこっちからもメールはしないでおこうと思う。
あれから夫婦仲は前と変わらず良好だ。将来の為にパートも始めて頑張ってくれている。たまに帰りが遅い時は私が料理をするのだがそんな時は(俺も結子さんに料理習っておけばよかった)なんて考えることもあるけど下心はない。そういえばさっき妻からメールがきていた。久しぶりに仕事に復帰して辛いんだろう。浩二さんとのあの日があったからか珍しくエッチなメールをくれた。今日帰ったら久しぶりにいっぱい愛してやるんだ。
『明日楽しみにしています。旦那といてもこないだのこと思い出しちゃいます。早く会いたいなぁ…♡またいっぱい中出しセックスしてください。 麻琴』
妻目線編につづく。

コメント