寝取られ願望があるなんて今まで知らなかった 5/37

大きな息を吐き・・私はリモコンの再生ボタンを押した。


「どう撮れてるか?」

テレビから流れてきた映像はどうやら雪絵と会う前の様子らしい。

ビデオカメラのテストも兼ねて回しているのだろう。

「撮れてる? 撮れてる?」

そうカメラに向かって何度も聞いてくる三河の様子と

「撮れてますよ」

と私が聞いたことがない声が流れてくる。この声がカメラマンの声なのだろう。

そんなカメラマンの声を聞いて三河は

ゴホンと咳払いをするとカメラに向かって話し始めた。

「旦那さん見てますか?

 今は8時・・47分。これから奥さんと会うところです。

 そう言えば奥さんの事って何も聞いてませんでしたね。

 うまく会えるかな・・」

この様子を雪絵は知らない。

今の雪絵には音が聞こえてないのでどんな話をしてるかもわからないだろう。

「それじゃ 奥さんと会ったらまた映しますね」

そう画面の三河が言うと画面は切り替わった。


「え~ 今は9時5分前。

 さっき奥さんから連絡が・・ あっ あれですかね?

 うわ~ オッパイ大きい・・」

オッパイ。その単語で私は反応した。

その言葉は間違いなく雪絵に向けられたものなのだ。

他の誰でもない。

雪絵に対して性的発言をしたのを初めて聞いた瞬間だった。

「三河さん・・ですか?」

近くまで来た雪絵は三河とカメラと交互に見る。

雪絵からしてみればどちらが三河なのか知らないのだ。当然かもしれない。

「はい。初めまして三河です。 こっちがカメラ担当の岩本です」

そう紹介され姿の見えないカメラマン岩本の声が混じる

「初めまして奥さん。雪絵さん・・でいいんですよね?」

「はい」

緊張しているのはすぐにわかる。雪絵の場合緊張すると髪を触る癖がある。

肩よりも長い髪の毛先を指に巻きつけ落ち着きがない。

「緊張してるんですか? そりゃしますよね。私も緊張してますよ。

 今日は何をするかって聞いてるんですよね?」

それを聞いて画面に映っている雪絵は頷いた。

「そっか。実は旦那さんから奥さんのことって何も聞いてなかったんですよ。

 びっくりですよね・・その・・・・・   何カップですか?」

あまりにも唐突な質問だ。しかしそういう行為を前提にして会っているのだ。

雪絵もそれはしっかりと理解しているのだろう。

「G・・です」

「Gカップですか? どうりで大きいわけだ・・触ってもいいですか?」

「え?」


これも唐突だった。

その瞬間私の股間を握っていた雪絵の手にギュッと力が込められた。

私が後ろを向くと雪絵は私の背中に顔を付けるようにして隠れた。

どうやらビデオ自体は気にしてないと言っても気になるのだろう。

肩越しから見ていたらしい。

その様子から私はある確信をした。

雪絵は当然この時の様子をはっきりと覚えているのだろう。

無理もない。今日の出来事なのだから。

と言う事は他の男に胸を触られてるのを見られると思って

無意識に力が入ってしまったのではないだろうか?

そうであるなら画面の中で困った顔をしている

雪絵の胸が揉まれてしまうシーンということになる。

その予想は見事に的中した。

「ほら・・今日すること聞いてきてるんでしょ?

 これくらい出来なきゃ・・」

そう言って手を伸ばす三河。

画面の中の雪絵は相変わらず下を向き、髪を触り続けてるだけだ。


そんな雪絵の胸に三河の手が触れた。

「そう・・いい子だね・・」

34歳の女に向かって子と言うのはどうだろう?そんな疑問は感じなかった。

「そうだよ・・動いちゃダメだよ・・」

そう言って手に力を入れていく。

雪絵の胸の大きさを確かめるように指をいっぱいに広げて、

弾力を確かめるように握っていく。

雪絵の胸が・・もちろん初めて見る光景だ。

自分の妻が他の男に胸を揉まれている姿などあまり見る光景ではないだろう。

画面のなかでただ下を向きただされるまま雪絵を見ながら、

胸を押し付けられている背中に神経を通わせる。

「旦那さん・・雪絵さんのオッパイすごいですね・・」

雪絵の胸から手を離そうとせずカメラに向かって

私に話しかける三河の姿がアップになった。

「それじゃ行きましょうか・・」

そう言った後にやっと手を離したのだ。


そして画面はまた変わった。今度は移動中の車の中らしい。

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