金にも心にも余裕があるっていうソイツらに、 俺は嫉妬とともに劣等感を抱いていたのかもしれない。人生でもウマいこと成功しているかのような、そういう勝手な想像で、ワザワザ敵を大きくしてしまってた……
ソイツらにマドカの心も体も奪われてしまったって、ガキみたいに拗ねてる俺がいたんだ。
つまり、『女の扱いが上手い』とマドカに言わしめたソイツらに、 口説き落とされるような形でマドカは体を許してしまったんじゃないかって、 俺はそういう観点で心配してた。
でもどうやらそれは違ってた。
これでようやく本当に知りたいことに踏み込める。
「でも、痛くしたり乱暴にしたりしない人たちっていう意味では」
「うん」
「余裕を持って遊びに来てくれるお客さんが好きでした」
「そうか」
「好きっていう言葉を使うとおかしいけど」
「うんまぁね」
おかしいと思うならそんな表現使わないでよ、って悲しくなる。と、同時に、もうひとつ気になった表現があったことを思い出す。
「ちょっとホッとしちゃう相手って?どっちのお客さん?」
「それはおじいちゃんでしょwww」
「おじいちゃんだったのかよwww」
もう出番はないと思ってたおじいちゃんの思わぬ再登場で、またちょっとだけ和んだ。
悩みの種が解決した俺は、いよいよノリにノってきた。寝取られM属性の本領発揮である。
「お、お茶をくだせぇ…w」
「は、はいw」
一旦冷蔵庫に戻しておいたペットボトルをマドカが取りに行く。
テーブルの上には開きっぱなしのノート。マドカは油断してるのか、それとも俺を凹ませてしまった事でそれどころではないのか『ノートは勝手に見ちゃダメ』とかそんな警告もないままにその場を去った。
勝手に盗み見る気はなかったけど、自然と目に入ってきた『↑』や『↓』の記号が、さっきまでよりも全然気にならなくなっていた。それくらいシックスナインのダメージが大きいということだ。それに俺もちょっとノートの存在を忘れかけてた。
掲示板よりも、ノートよりも、マドカの口から直接語られるほうが威力は絶大で、俺に与えるダメージも、そして興奮も大きくて、もうヘトヘトだった。
気力を振り絞る。
マドカが戻ってくる。
「なんか、俺たちノートそっちのけで喋ってたな…」
「あら、ほんとだ」
空っぽになった2つのコップにお茶を注ぎながら、清ました顔でマドカが言う。
「もう燃やしちゃう?」
「ダメ」
即答で却下した俺に、マドカがチッと舌打ちで応戦した。
おそらく早く燃やしてしまいたいとは思ってて、でもそれを俺が許さないこともわかってる。テーブルの片隅にタバコとセットで置いてあったライターをカチカチさせながら『燃やしちゃうぞー?w』ってマドカがまた笑う。 俺が嫌がるとわかってて発したその脅しの言葉は、すぐに冗談だとわかるものであり………
それはマドカにまだ余裕があることを意味してるような気がした。
でも俺にもう余裕はない。
さっき口にした『ちゃんとした説明をさせて! 』って言葉にも、 どこか冷静なものを感じたし、マドカとしてはシックスナインという行為は、まだ通過点でしかないのかもしれない。
そりゃそうだ。 密室で過ごす裸の男女がここまできたら、もう向かう先はアレしかない。
「ちゃんとした説明って?」
呆然唖然としながらも聞き逃してはいなかったその言葉の意味を話すよう、マドカに促す。
「まぁ、とりあえず飲めや」
「お、おう…」
思わず乾杯でもしてしまいそうな雰囲気があったのは、マドカの気遣いのおかげ。
でも、その気遣いを腹立たしく思ってる俺がいて、自分でも不思議だった。
「ちゃんとしてるかどうかはわかんないけど」
「うん」
「順序よく説明させて?正直に本当のことだけを言うし」
「はい」
やっぱりマドカは冷静で、それに釣られるように俺も落ち着きを取り戻…せない。
「お客さんにアレコレ…じゃなくて…、お客さんに私が舐められてる時にさ」
「うん」
ワザワザ言い直すところがバカ正直で律儀だ。でもなんだかイジメたくなる。
「クンニね、クンニ?」
「はいはいそうです、クンニされてる時ですぅ」
再びノってきた。ようなフリをしてた。
俺の気持ちは晴れていない。なんかおかしいんだ。
「俺なりに整理したい」
「うん」
「思い出すのが辛いようなことをもう1度確認するけど大丈夫か?」 って聞いたら、マドカは黙って頷いた。
そのあとに俺の手を握った。
「ヒロシがイヤじゃないなら、私もイヤじゃないから」
そう言って彼女は俺の手を口元に持っていって、親指の根元あたりに噛み付いた。
数秒間、そんなワケのわからない行動をしたあと、マドカはハッて我に返ってた。
俺にもよくわからなかったけど、それが愛情表現であることは伝わってきた。
俺は心を鬼にし、再びマドカの過去へと、思いを巡らせるのだった。
「誰が相手でも苦痛は苦痛だった?」
「うん」
「ハッキリとはわからないけど、濡れたかも?」
「かも…」
「頭では拒絶してるのに、相手によっては、本当にイクこともあったと?」
「はい」
「イクーなんて言ったりしたことは?」
「そんなこと言うもんか」
「じゃ、どんな感じでイったの?」
「コッソリとイきました…静かに…」
顔を赤らめてそう言ったマドカは、 メチャクチャ可愛くて今すぐにでも抱きしめたかった。でも、今はマドカ本人のその口から、マドカの言葉で、その時何があったのかを語らせたかった。さっきまでヒートアップしてたマドカもだいぶ落ち着いてきたので、そうしても大丈夫そうだなって思った。
それに俺が質問を続けると尋問みたいな雰囲気になって嫌だったので、トークの主導権をマドカに譲った。
「お客さんにアレコレされてる時は、本当に心は閉ざしてて」
「うん」
「それでも心のどこかで、この人ヤバいなぁって思う時があって」
「ヤバいってのは?」
「まぁ、上手いってことだよね、結局は」
「それも含めて女の扱い方が全般的に、だろ?」
俺はとても冷静だった。
「うん。とても手馴れてる感じ。それはそれでイヤだった」
「うん」
そしてマドカもとても冷静だった気がする。
「そういう時ってさ…」
「あ、ちょっと待ったマドカ…」
客に『アレコレ』されてる時っていう表現が俺はなんだか気に食わなくて。知りたいようで知りたくないような事、ってのはまさにその『アレコレ』の部分。マドカがそういう部分を隠さずにハッキリ言えば、俺は凹んでしまう。だけど、うやむやにオブラートに包んだ表現をされると、俺はムカつくのだ。
これから先は、マドカにとっては、一番知られたくない内容が含まれてくるはず。でもそれは同時に、さっさと話し終えてしまったほうが楽になれるのかもしれないとも思う。
『じゃ俺は? 俺にとってはどうだ? さっさと聞き終えてしまったほうが楽なのか? 』
いやそれは違う。 聞く前、聞いてる途中、聞き終えたあと、となるにつれて俺のテンションはガタ落ちになっていくはず。だけど、サラッと駆け足でテンポよくマドカが話し終えてしまうのでは、納得がいかないのだ。
マドカは自分に都合の良いことばかりを言うつもりはない、 と最初に宣言してくれてたけど、 プレイ内容に関しては時々ボンヤリとした表現で誤魔化そうとしてた。それが俺に対する気遣いだとわかってはいたのだが、俺はついつい踏み込んでしまう。
なかなかさじ加減が難しい問題だった。
だがしかし。
ボンヤリとした表現をハッキリとした表現で言い直されると、その度に俺は興奮してた。ある意味それはちょっとしたプレイのようで、俺にとってもマドカにとっても、言葉責めのような状態になるときもあった。
「アレコレって?ハッキリ言ってよ」
「え、それは…」
もちろんマドカは俺が質問したことには、きっちり答える覚悟はあるんだ。
「おっぱい触られたり、舐められたり…」
「それだけなわけないよね?」
マドカは俺の視線をちょっと気にしながら、今度は俺を追い込む側に回る。
「アソコもいじられたよ。舐められる時もあったし」
「ガ━━(;゜Д゜)━━ン!!」
俺は少しだけ大袈裟に驚いてみせたり、あるいは本当に凹んだり。まどかはそんな俺を適度に気遣いながらも、ちょっとだけ焦らしたり弄んだり。
あんまりシーンとするのは嫌だったから、 お互いに明るく振舞うようにはしてたんだと思う。
「でも舐める人は少ない。ってかほとんどいない」
「そうなのか」
「私はお金払ってもらう側だし、仕事だし?」
「うん」
「当然のようにフェラでちんちん舐めないといけないけど」
「はい…」
「金を払う側であるお客さんには、選択権があるからねぇ」
「たしかに」
「ワザワザお金払ってまで舐めるようなとこでもない気もするんだけど?」
「うーん…」
「まぁずっと舐めてる人もいたけどね」
「うわぁぁん」
俺の想像では、いつも攻める側で、エッチなことをしてあげる側だったマドカ。
大の字でただ寝ているだけの客。その客に覆い被さるようにしてマドカが仕事をするんだ。
でもそれは、デリ嬢としてのマドカ、の半分しか捉えていなかった。
俺はマドカの『生の声」』を聞きながら、掲示板で得た情報を元に構築していた『想像上のマドカ嬢』の姿に修正を加えていく。
「私、舐められるの結構好きだったかも…」
「え…」
「手で強引に痛くされるよりはマシだったって意味でねw」
「…いじわるすんなよw」
「それにさ、舐められる=クサくない、って事かなって」
「うん」
「そんな風に解釈してるとこもあってさ」
「そんなこと気にしてたんだ」
「女の子ならみんな誰でも気にしてることですぅー。べーだ」
マドカはちょっと舌を出してアッカンベーみたいな仕草で俺に悪態をつく。
「好きでもなんでもない客相手でも、そんなこと気になるもんなの?」
「相手が好きな人なら尚更気にするけど、一応、客商売ですから?」
「俺としては臭いマンコ舐めさせてやれって感じだわw」
「わははw って、え?」
マドカはそこでフッと気付いたように、不安な目で俺を見つめる。
「あれ? あ、あの、私ってクサくな…いよ…ね? え? クサい?」
「教えない」
「そっちこそいじわるしないでよぉー」
「今日いっぱい嗅ぐ」
「ちょw なにそれw いやだw まじでw」
「ってゆうかさ、マドカの体、俺今日ゴシゴシ洗いたい」
静寂が訪れた。俺が放った一言は結構重かった。 (いやクサイって意味じゃないからね)
「ごめんなさい」
「いや、今更洗うのも手遅れなんだけどもwww」
「いや、そんなことないゴシゴシしてください・゜・(ノД`)・゜・」
「洗いっこしよ、洗いっこ。2人で。一緒にお風呂入って、ね?」
「うん><」
笑ってばかりではなかった。時々こうして虚しい怒りと悲しみにも襲われたよ。でも、言いたいことは言いたかったし、終わったこと過去のことだって割り切れない部分もあった。
これが本来の正しい姿であるような気もしたし、こうあるべきだとも思った。
今考えると、体洗わせろって、結構ヒドいこと言っちゃったかなとも思う。
でも『エッチなことをしてきたマドカ』への耐性はあったんだけど、『エッチなことをされてきたマドカ』に対する耐性は俺にはまだ備わってなくてさ…。 それでも必死に頭の中で、デリ嬢マドカ、を再構築してた。
マドカも全裸で大の字に寝せられてて、客がジロジロその姿を見てる。大の字だったマドカが、くの字になって、後ろから客が体を重ねて、おっぱい揉まれたり、首筋に舌を這わせられ、ビクンってなったり。やがてマドカは両脚を広いて、その付け根に客が顔を埋め、貪るように舐めてる。その男がゆっくりと振り返ると、その顔は、今度こそ本当に俺じゃなかった…。
掲示板には載ってなかったデリ嬢としてのマドカのもう半分の姿を想像しながら、俺は悶々としてた。
気まずい雰囲気になりつつも。
最後まで話をする、最後まで話を聞く、ということに関しては、大部分で俺とマドカの利害は一致してるので、とりあえずは前に進む。
「あ、ヒロシ。ちょっと訂正する」
「ん?」
「アソコ舐める人はほとんどいない、って言ったでしょ?」
「クンニ?」
「う、うんw それ私のお客さんに限って言えば、多かったかも」
「え…」
「だってしょうがないじゃん。リピーターが増えるんだもん」
「うん」
「1回そういうことした人はまたするんだもん」
「クサくないってことじゃん」
「あ。でも、それは私には分かんないからノーコメント」
「じゃ夜にでも俺が教えてあげます」
「お、お願いします…」
マドカは不満そうにしつつも、力なく承諾した。
俺はマドカとくっついたり離れたりを繰り返してはいたものの、 やっぱりコイツとはウマくやっていけるんじゃないかなって、そんな気がしてた。
「んでんで?マドカ、続き続き!」
「あいw」
俺は単純で馬鹿だから、凹んでも凹んでも続きを心待ちにしてた。
「あれ?どこまで話したっけ?」
「ん?なんだっけ」
「忘れちゃった」
「じゃ、ちょっと質問。本当にイっちゃう時は何されてたの?」
「え?あ、えっと…ク、クンニ…?」
「疑問系にすんなよ、俺に聞かれても知らねーよ」
「ぎ、疑問系にしたんじゃないよ。クンニって言うの恥ずかしかったんだよ!」
「うん…w」
俺の頭の中では、客に大股開きにされてるマドカの姿が、もはやハッキリと想像できた。
心は閉ざしているようだが、客の舌の動きに合わせて、かすかに反応してるようにも思える。だが次の瞬間、俺の頭の中のマドカが、体勢を変えることになる。
「あー、私ね。シックスナインのときにイっちゃう時が多かったかも」
「………。」
orz シックスナイン…。『本番』って単語の次に、俺はこの単語が苦手だった。
しかも『クンニ』って言うのを恥ずかしがったマドカなのに『シックスナイン』は結構ハッキリ堂々と言いやがった…。 シックスナインは、相当マズイです、これ。俺的に。
だってそうだろう?フェラやクンニって、どちらかが一方的にする行為だもの!
『自分はお金を払ってもらう側』だから『当然のようにフェラでちんちん舐めないといけない』『リピーターが増える』のだから『1回クンニした客はまたする』 確かにマドカの言ってたことには一理ある。 納得できるし許す。いや許すしかない。
でも、シックスナインはぁあああ、なんかぁああ、客との共同作業という感じで、かなり凹む。
それに。俺は『客にフェラをするマドカ』を想像して『客にクンニされてるマドカ』ってやつも、 ついさっきようやく想像できるようになったばかりのとこだった。
その2つの想像、2人のマドカをいきなり組み合わせて想像しろと? 同時進行させて?
いや客も合わせて実質4人だこのやろう。 2+2は4なのに、2+2は2だぞ。
頭大混乱。
そんなわけで、俺の頭の中でクンニされてるマドカは突然、 体勢を変えられ、四つん這いになった。
その日一番の心の乱れ。 思えば大した覚悟もなしに、何気なく質問してしまった気もする。
『本当にイっちゃう時は何されてたの?』だなんて、 聞き方もマヌケだったように思えてくる。
返ってきた答えは『されてる』時じゃなく『されながら、してあげてる』時だった。
コレはキツかった。それは、あまりの興奮でチンポが弾け飛びそうだったって意味でも。
俺の凹み方は尋常じゃなかったらしく、マドカがとんでもなく慌ててた。
「ヒロシ、戻ってきて!お願い!これに関してはちゃんとした説明をさせて!」
肩を揺すられ、ほぼ魂が抜けかけてた俺にマドカのその言葉が遠くから聞こえた。
いやこれは結構ダメージがデカい。どんな説明をされても、決してそれが軽減されることは無いだろうと確信に近いものがある。
それでも俺は耳を傾けねばならない。
俺にはマドカの話を聞く権利も義務もある。
だって、俺が質問したんだもの…。
聞かなきゃよかった…。
それでもビンビンになってるチンポが憎たらしい。
オマエはなぜ萎えないのか…。
「さっきもちょっと言ったけど、ヤバいなぁって瞬間があるわけです」
そこまで聞いて、思わず口を挟みたくなる。
「それはあれだろ、クリを優しく舐められたりとかしてるときだろ?」
俺は偉そうに、そう言ってた。ダメだ、こんな言い方するつもりないのに…って思いながら。
『俺だってそんなの知ってる! 俺こそがマドカの体のことを一番知り尽くしている男なんだ!』
そう自己主張してやりたかったんだ。
今考えると、すごく惨め。余計なチャチャを入れ、空回りしたような気がした。
なんか本当におかしくなってきた。手が震えてて、額に汗をかいていた。
「そうだね、それに関してはヒロシが一番よくわかってることだよねー」
俺の空回りは、それでも俺の意図をマドカが見事に汲み取ってくれたことで、それほど醜態を晒さずに済んだようにも思えた。マドカはまるで赤ん坊をあやす母親であるかのように優しく微笑んでくれてる。でも、マドカに優しくされても、心のモヤモヤが晴れない。
「デリ始めた当初はさ、私がイカせてあげればいいもんだ、って思ってたの」
「うんさっきも聞いた」
「でも実際はそうじゃなくて、私もそういう扱いを受けるじゃん?」
「そういう扱い?」
「あ。ごめん。私もお客さんにエッチなことをいっぱいされるじゃん?に訂正」
「許可します」
ここまでのやりとりは、およそ2時間弱くらいかな。
そのあいだに、マドカは、どういう言葉や表現を使えば、 俺が納得、安心、そして興奮してしまうのかを巧みに理解したようで、 話すテンポもテンションもちょっとずつ上がっていく。
「私はお金も払ってもらうし、仕事だから、頑張ってイかせてた」
「うん」
「でも自分がイっちゃうのは絶対ありえない!って思ってたの」
「なぜ?」
「だって相手は見ず知らずの人だし。さっき会ったばかりだし」
「は?」
「え?」
「つか、それは客側からマドカを見ても同じことだろ?」
自分でも、なんか言葉にトゲがあるなって、気付いてた。
「そ、それはそうだけど」
「初対面でも、現金を介して、そういう役割を果たすんだろ?」
「う、うん…」
「そういう仕事だったんだろうが」
ちょっとだけキレ始めた俺に、マドカは違和感を感じ、怯えてたように思う。
そして、俺はさっきから自分がなんでイライラしてるのか、その理由に気付き始めた。
「それにさ、オマエ、俺と初めて会ったときだって、そうなったじゃねぇかよ…」
「はぁあああああ!?『それ』と『これ』とを一緒にしないでよ!!!アッタマきた!!!」
テンポ、テンションだけではなく、マドカの怒りのボルテージも急上昇。
冒頭で書いたとおり、俺がマドカと初めてヤったとき、彼女は処女だった。でも、その行為中に俺はマドカを何度かイカせたりもして、 マドカは初めて味わうその感覚を『こんなに気持ちいいのかぁ、ビックリだなぁ』って子供っぽい表現で教えてくれた。
そして、俺とマドカがそういう関係に至ったのは、 サークルの集まりで初めて出会ってからわずか数時間後のことだった。
初対面ですぐ、って意味ではデリと大差ないのだ。
俺はそこに気付いたときに絶望的な気持ちになった。

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